Bluevision Mail No.3 (2017/08/01)

7月は休暇と仕事で日本に2週間一時帰国していました。

 

前回帰国したのが、ちょうど1年前ではやり仕事以外で日本に帰国するのは1年に1回程度になってしまうため、プライベートでも仕事関係でもできるだけ多くの方にお会いするようにしています。時差ボケで過密スケジュールは大変ですが。ただ今回も久しぶりにお会いできた方々、新しくお会いできた方々といろいろなお話ができ、有意義な時間を過ごすことができました。またこれを新たなモチベーションにがんばりたいと思います。

 

今回の一時帰国で感じたことを簡単にまとめます。
  1. 日本でもERPクラウドの事例が増えてきており、ミドルレンジのマーケットで新しい流れができつつある。アメリカでも先月On Premiseの業務アプリケーションからクラウドに全面移行する案件がありました。
  2. クラウドアプリケーションにとって導入後も顧客との接点(御用聞き)が重要。顧客の課題を如何に既存機能でソリューションを提供するか、クラウド契約を継続してもらうか。
  3. AIやIoT、フィンテック、ブロックチェーンなど業務アプリケーションやシステム全体と関連する新しい領域に着手してきている。今後継続的に調査しようと思います。
  4. 海外買収後の現地子会社での業務統合や標準化、システム統合の課題が山積している。逆にコンサルタントにとっては大きなビジネスチャンスがありそう。
  5. その他:日本の運転免許が失効していたため、地方の免許センターまで更新に行きましたが、、未だに準備する書類や手続きに1日掛りでお役所仕事は20年以上も変わっていないんだなと。。
今後も引き続き、アメリカ、日本でのERP、クラウドアプリケーション市場をチェックしていきたいと考えています。
それでは今月も宜しくお願い致します。

グローバルコンサルティング&ITトレンド

グローバル(特にアメリカ)で起こっているコンサルティングとIT業界のトレンド情報をまとめました。

Oracle

先月はSAPのUnited Vars(中小規模専用)グローバルコンサルティングコミュニティを紹介しましたが、Oracleでも「Cloud Customer Connect」というクラウド専用のコミュニティサイトがありました。ここでは各領域ごとのユーザのフォーラム、機能のリクエスト、機能リリース情報、マニュアル等が活発に行われています。

SAP

SAPと富士通はグローバルでのパートナーシップを拡大し、AI(人工知能)やIoTを活用したより高度なERPソリューション、および富士通が持つ様々な業種のノウハウを組み合わせた業種特化型クラウドサービスを共同で開発し、富士通より提供していくことで合意。

Hitachi Consulting

石油タンクとタンクローリーにセンサーを付けて需要予測や効率的な供給と配送ルートの構築を行うOracle製品を活用したIoTソリューション。

Hitachi’s Smart Logistics Asset Management (SLAM) solution uses real time tank / silo monitoring with Internet of Things (IoT) technology, and Cloud-based, Oracle technology to reduce the human touches needed to control the activities and costs of bulk product fulfillment. SLAM is delivered as a complete package for a single monthly fee for a 36 month term.

Deloitte

アジアは全世界の人口の約60%を占めており、世界における多様性とイノベーションの重要な役割、グローバルビジネスにも大きな影響を与えている中でアジアにフォーカスしてビジネスチャンスを考えるテーマ。

Ch1:競争をリードするアジア アジア諸国がグローバルレベルでもテクノロジーの進化、イノベーション、成長力が高く世界でもリードする立場になっている
Ch2:デジタルエンゲージメント アジア諸国の政府や企業、個人がデジタル化の世界に積極的に参画し、デジタルテクノロジーの活用が経済的効果にもつながっている

Ch3:アジアにおける経済成長と発展 アジア各国のデジタルエンゲージメントのレベルは高く、この高いデジタルエンゲージメントを活用することで、新興国は経済成長と発展を右肩上がりに維持していくことができる。

PwC

ブロックチェーンについての概論および今後のプロックチェーン進化がどうなっていくのかの展望がまとめられています。

私も日本でブロックチェーン関連の本を買って勉強中ですが、今後IoTや業務アプリケーションの自動化についてもブロックチェーンが活用されるようです。これは基本情報として読む価値があると思います。

 Gartner

ガートナーがEnterprise Business Process Analysis(EBPA)市場についてのレポートを発表。企業のビジネスプロセス分析は新しいビジネスプロセスマネージメント(BPM)としてビジネスニーズを分析し、ビジネス上のプロセスを改善し、問題を解決策を見つけ出す方法です。

グローバルプロジェクトの現場より

最近日本でも働き方改革が話題になっていますが、アメリカでのコンサルタントの働き方についてお話したいと思います。

アメリカは国土が広い

日本でコンサルタントが働く場合、プロジェクトサイトに常駐で基本東京、大阪などの各主要都市になると思いますが、アメリカでも同様です。プロジェクトのスキルに合ったメンバーが全米各地から集まって仕事をします。ただし、日本と大きく違うのはアメリカは国土が広く東海岸から西海岸まで飛行機で約6時間、時差が3時間あるため、移動が大変です。日本から東に3時間の時差となるとバングラデシュやインドまで行くことになるので、国土の広さがわかると思います。

アメリカでは出張の移動時間も仕事時間とみなされるため、平日の月曜日早朝に自宅を出て午前中か午後から仕事開始、木曜日の午後にはオフィスを出てその日中に自宅に帰宅、金曜日はWork at Homeでリモートで仕事する働き方になります。

例えば、東海岸の自宅から西海岸のクライアントで仕事する場合、月曜日朝6時のJFKからのフライトで出発すると9時にはLAX到着(6時間のフライト-3時間の時差)、木曜日14時のLaxからのフライトで出発するとJFKに23時到着(6時間のフライト+3時間の時差)になるわけです。

ライフスタイルによって仕事を変える

このようにアメリカでもコンサルタントは基本クライアント先に常駐となりますので、出張が多いです。 ほぼ平日は自宅に帰らず、プロジェクトが終わるまで ホテル暮らしの生活が続きます。以前のNYでのプロジェクトでもメンバーは、カリフォルニアサンフランシスコ、コロラドデンバー、テキサスヒューストンから毎週通っていて、特に家族や小さい家庭がいるコンサルタントは大変そうでした。

ただ自分のライフスタイルによって子供が小さいときは出張がない地元企業に勤めたり、ある程度子供が大きくなってからまたコンサルタントに戻ってくるなど仕事への柔軟性は持ち合わせているので、その辺りは日本よりも自分や家族のライフスタイルに応じて気軽に転職をしている人もいます。

 

もちろん働く時間だけを法律で規制して仕事が効率的になるかどうかは別の話だと思いますが、個人の仕事に対する考え方や一緒に働く周りの理解が日本では重要かもしれませんね。

グローバル&ローカルニュース

グローバルな視点で国やその地域の気になったニュースをPick upします。

関西企業の海外事業展開に関する傾向 (JETRO大阪)

関西出身の私もよく関西系の企業ともお付き合いがありますが、JETRO大阪がまとめた関西企業の海外事業展開状況をまとめた資料です。
最近では、①中国よりベトナム、アメリカへの投資に関わる相談が多い、②中小企業の海外進出の意欲が高い、③海外ビジネスを担う人材に関する課題が大きいと言うことです。
関東、日本全体と比較した場合、関西企業とどう違うのか興味がありますね。

エネルギー分野のブロックチェーン活用

日本でブロックチェーンに関する書籍を購入し、勉強していますが、エネルギー分野含めて将来ビジネスに活用するプロジェクトが海外では多数あります。

 

ブロックチェーンで余剰電力をご近所で売買@ブルックリン
New YorkのLO3 Energyという会社がブルックリンでの各家庭にある太陽光発電パネルからの電力流通にブロックチェーンを活用している事例です。ブルックリンマイクログリッドというコミュニティを作ってP2Pで電力の売買を行っています。

 

エネルギー分野のブロックチェーン最新状況
日本語でまとめられていてわかりやすいです。

 

ブロックチェーンを利用した再生可能エネルギーによる分散グリッドシステム上での電力売買取引についてPwCがまとめてありますので、ご興味のある方はリンク先をご参照下さい。

 

ニューヨーク情報

New Yorkと言えば、アート。7月の週末にThe Frick Collectionというヘンリー・フリック氏の豪邸を改装した美術館に行ってきましたが、過去に行ったことのある美術館でお勧めをご紹介します。

 The Frick Collection

アッパーイーストサイドにあるヘンリー・フリック氏の豪邸を改装した個人コレクションの美術館で当時のままの豪華な部屋にルノアールやレンブラント、フェルメールの作品が豪華な装飾品とともに飾ってあります。これが個人の邸宅であったことやコレクションの多さに昔のアメリカンドリームを感じることができる美術館です。
無料のオーディをセットを借りれるので、より理解が深まりますので、便利ですよ。

ニューヨーク近代美術館(MoMA)

ミッドタウンにある近代美術専門のニューヨークを代表する美術館。ピカソやダリ、ゴッホなどの美術の教科書で見たことがある絵画から建築、写真、ポスターなど世界のグラフィックデザインもたくさん展示されています。現在の建物も日本人が設計したモダンな作りになっていますので、見やすく回れると思います。
毎週金曜日の夕方4時からユニクロの協賛でフリーで入館できますよ。

The Noguchi Museum

私の一番のお勧めは、マンハッタンの対岸クイーンズにあるイサム・ノグチ美術館。イサム・ノグチは日系アメリカ人で彫刻家であり、インテリアデザイナー(Akariやコーヒーテーブル)、建築家としても有名です。美術館内には、彼の作品の彫刻が館内や庭園に贅沢に置かれ、日本人にとってはすごく居心地のいい空間になっています。冬の寒い日でも窓からこぼれる日差しが暖かく感じられる場所です。ここでは子供のアートクラスがあったり、ファミリーで楽しめる場所になっているので、ぜひお勧めですね。

 その他マンハッタンにはメトロポリタン、グッゲンハイム、ホイットニー、ニューミュージアム、郊外にもブルックリン美術館やクロイスターズなどたくさん美術館があるので、美術館巡りをするだけでも楽しいと思いますよ。

 

 —————————————————————————————–

“Bluevison”とは。ブルーの信頼、誠実というイメージカラーとGlobe(地球)もイメージする”Blue”と先見、未来像、夢を意味する自分の好きな言葉の”Vision”を組み合わせた”Bluevision”(地球、グローバルな視点で未来を先見する)という意味です。

Bluevisionのサイトも構築してコンテンツも徐々にBlogとして更新していきますので、引き続き宜しくお願い致します。

メールでご紹介している情報に関してのトラブル等について当方では一切責任を負いかねます。ご自身の責任でご判断下さい。
URL :
TRACKBACK URL :

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. Konnitiva! Thank you, great article

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)