Bluevision Mail No.10 (3/2/2018)

Bluevision Mail No.10 (3/2/2018)

実は先月末にスポーツで足を怪我してしまって手術をしたため、今月からしばらく自宅で仕事をしながら療養しています。

今回手術含めてアメリカの医療を受けていますが、特に保険、請求金額、支払いプロセスが極めて複雑、煩雑で請求金額もアバウトです。
驚いたのは、まずドクターとの20分程度の初診が約千ドル、近所の病院で受けた手術の施設代だけで二万ドル、これにドクターに支払う手術代が別でまた数万ドル等々、今回の治療費が合計いくらになるか分かりません。加入しているアメリカの保険である程度はカバーしますが、それでも自己負担だけでも数千ドルになりそうです。
そもそも月額の保険代も高いのに自己負担もこの金額です。。

日本の場合、社会保障費用が国の財政を圧迫しているのはご存知の通りですが、日本の健康保険は負担額も請求プロセスも便利だなと改めて実感しています。

まだこの寒い時期のケガには皆さんお気を付け下さい。

それでは今月も宜しくお願い致します。

グローバルコンサルティング&ITトレンド

Accenture

Intelligent Enterprise Unleashed
ビジネスの将来を形作る5つの技術動向

企業がインテリジェントな会社になるために大きな影響を及ぼすテクノロジーと起企業が取りうる対応についての調査レポートです。

1.Citizen AI: AIを市民に(より身近なものに)
2.Extended Reality: 拡張現実(VRやARで物理的な距離がなくなる)
3.Data Veracity: データの正確性(データサイエンスやサイバーセキュリティの活用)
4.Frictionless Business: 摩擦ゼロビジネス(エコシステムによる成長の加速)
5.Internet of Things: IoTインターネットオブシングス(自社の技術基盤を変革)

2017年からの流れですが、今年もブロックチェーン関連の実証実験から実務レベルへ移行しているニュースが多く報じられていますし、機械学習やAI関連もアクセンチュア含め各コンサルティング会社やソフトウェア会社がこぞって企業のデジタルトランスフォーメーションに役立つようなソリューションや製品を提供してくるようになりそうです。我々コンサルタントも今までの経験やスキルを次のビジネスにトランスフォームして価値あるサービスを提供できるかがカギとなってくると思います。

Oracle

「2020年までにエンタープライズアプリの90%に統合AI機能」–オラクルのハードCEO

AI will become integrated into anything. It’s not a question of if, but when. This has everything to do with macroeconomics, business model strategy and technology,

AIはあらゆるものに統合されるようになる。これは、そうなるかどうかという話ではなく、いつなるかという話だ。また、すべてはマクロ経済やビジネスモデル戦略、テクノロジと関連しあっている

将来的に経営管理アプリケーションでもAI化が進むと言われていますが、業務オペレーションの自動化だけではなく、経営判断もAIによって効率的になるようですね。

参考サイト(日本語)https://japan.zdnet.com/article/35114685/

NTT Data

保険業界向けブロックチェーン実証実験環境の無償提供について
日本でも保険業界においてNTT Dataがブロックチェーンの実証実験環境を提供することで本格的に始まってきました。業界標準のプラットフォームとして抑えに行く戦略でしょうね。

グローバルプロジェクトの現場より

今回はグローバルプロジェクト管理の1つとして重要なコスト管理のポイントについてお話したいと思います。
実際のプロジェクトでは開始前の当初予算に対してプロジェクト管理をしながらどれだけコストがかかっているのか、今後どれぐらいコストがかかりそうなのかを進捗管理しながら進めなければなりません。当初の予算と大きく乖離する場合、プロジェクトをそうするのか再検討する必要もあります。

グローバルプロジェクトにおいてのコスト管理のポイントは1.SOWの契約形態、2.ステアリングコミッティメンバーとのコミュニケーションとエスカレーション、3.余裕を持ったスケジュールと予算です。

SOWの契約形態

そもそもプロジェクトを開始する際に基本契約(Master Service Agreement)、作業指示書(Statement of Work)を合意しているはずですが、まずは契約形態がどうなっているかを確認しましょう。

海外のITベンダーやコンサルティング会社は、Fixed Price契約(定額契約)ではなく、基本的にTime and Material(TM)契約が基本です。日本の準委任契約は実質作業時間ではなく、工数見積もりで算出した予算金額ベースとなりますが、海外では、コンサルタントの基本単価に依頼業務に掛かった実質作業時間を掛け合わせた金額を月次で請求することになりますので、当初の作業時間を超過した場合、予算を圧迫することになります。
日本側のプロジェクトマネージャーは現地での進捗と作業時間、コストを随時プロジェクト管理します。

契約形態に関しては契約時点で日本企業側のプロジェクト責任者、プロジェクトマネージャー含めて理解、承認する必要があります。

ステアリングコミッティメンバーとのコミュニケーションとエスカレーション

グローバルプロジェクトの場合、日本人が予期せぬ課題やリスクが発生する可能性があり、プロジェクト遅延の原因になることがあります。
現場のプロジェクトマネージャーが随時プロジェクト進捗を確認し、ステアリングコミッティのプロジェクト責任者とのコミュニケーションとエスカレーションが重要です。ここでの判断が直接プロジェクト遅延を招き、追加のコスト増になってしまいます。

余裕を持ったスケジュールと予算

どのグローバルプロジェクトも当初予算キリギリでのコストであることは理解していますが、今までの経験から希望は当初予算の1.2~1.5倍ぐらいの余裕を持った予算、または追加にコンティンジェンシー予算を確保しておきたいところです。
はい、難しいのはよくわかっております。

グローバル&ローカルニュース

今月のグローバル&ローカルニュースは、来年度に向けて新規ビジネス開発支援の準備をしている機械学習やAI、データサイエンティスト、エネルギーの海外投資についてです。

You Don’t Have to Be a Data Scientist to Fill This Must-Have Analytics Role

データサイエンティストとビジネスを結ぶ仕事こそ今必要とされている
このハーバードビジネスレビューの記事では、データサイエンスのトランスレーター、ビジネスの専門家とデータ分析担当者とコミュニケーションできるリソースやデータ分析のプロジェクトマネージャー的な役割の人材が今後必要になってくるとのことです。
現場の業務知識や経験を持ちながら、データサイエンティストと会話/仲介できる人材がプロジェクトの成功につながります。

パルコやダイキンの「AI導入」最前線、支援するのはAIベンチャーABEJA:SIX2018

グローバルではGoogleやAmazonなどがAIや機械学習をリードしている中、この記事で初めてABEJAという日本のAIベンチャーを知りました。
2018年は日本におけるAI運用元年になる。これまでのAIはほとんどがテスト運用で、なかなか実用に至っていなかった。そこにはAIに詳しいエンジニアが足りない、実運用しようとすると乗り越えるべき“闇”があった。しかし、我々のABEJA PlatformなどのPaaS、ABEJA InsightのSaaSを使っていただくことで、そうした闇を乗り越えて実運用が可能になる

と社長兼CROの岡田陽介氏は語っています。


AIプラットフォームを提供していますが、すでに下記のように製造や小売の日系企業との実用化を実現しています。

1. LIXILのAI活用:キッチンでのユーザー行動観察を3カ月→3日に短縮
2. パルコのAI活用:上野「PARCO_ya」でほぼ全ショップをAIで来店客分析
3. 武蔵精密工業のAI活用:AIで検品を自動化
4. 熟練の修理作業員の“勘”をAIに、ダイキン工業の取り組み

AIプラットフォーム X 日本企業での実例を活用したソリューションでぜひグローバルにも拡大していってほしいですね。

ブロックチェーン活用へ、東電HDがベンチャー投資を加速

東京電力の海外ベンチャーへの投資が加速しているようです。先月もテキサス州のサンアントニオで開催されたDistoricution Techに参加しましたが、もちろんTEPCOの方々も参加されていました。

去年はドイツのベンチャーに投資していますし、先月には英国のブロックチェーンを活用したプラットフォームを開発しているElectronに先行投資しています。

今後日本のエネルギー需要が伸びない中で再生エネルギーを含むP2P取引に向けてブロックチェーンの活用とグローバルプラットフォームを抑えに行く戦略でしょうか?

参考:東電からのニュースリリース
ドイツ大手電力innogy社と共同での電力直接取引プラットフォーム事業の立ち上げについて
英国ベンチャー企業Electron社への出資について

ニューヨーク情報

ニューヨークには○○Weekと呼ばれるファッションやレストラン、アート等に特化した業界を盛り上げるイベントがたくさん開催されます。ちょうど2月は一番寒い季節で観光客も少なく、屋内で開催されるこのようなイベントをご紹介したいと思います。

ファッションウィーク

http://nyfw.com/
2018-19年の秋冬ニューヨークコレクション(ファッションウィーク)として2月8日~14日に開催されました。世界中のあらゆるブランドのファッションショーやパーティーなどが行われます。

今まで行ったことないですが、この時期になるとファッションショーなどローカルニュースでやっていますし、マンハッタンもお洒落なファッション関係者が多くいるような気がします。

レストランウィーク

https://www.nycgo.com/restaurant-week
2018年冬のレストランウィークは1月22日~2月9日まで開催されました。レストランウィークに参加するレストランでランチが29ドル、ディナーが42ドルの一律で提供されます。

普段高そうなレストランもこの時ばかりは格安でコースを提供してくれるので、何回か友達とお洒落なレストランに行ったことがあります。夏の時期は7月末~8月初に開催される予定です。
東京、大阪などにもあったら気軽に海外からの観光客も楽しめるのでいいですよね。

アートウィーク

https://www.thearmoryshow.com/
3月8日~11日にニューヨーク最大のアートイベントの1つとしてアーモリーショー(Armory Show)が開催されます。世界中からアートコレクター、ギャラリー、オークションの関係者、アーティストまでがこのニューヨークに集まります。
特にこのArmory Showは20世紀のモダンアートや現在のコンテンポラリーアートの作品が数多く展示されます。

3月に他のアートショーもあるようです。
http://www.artnyfair.com/ アートウィーク 3月3日~6日
http://www.asiaweekny.com/ アジアウィーク 3月15日~24日

今まで行ったことがなかったので、今年こそはと思っていましたが、、残念ながら行けそうもありません。

—————————————————————————————–
“Bluevison”とは。ブルーの信頼、誠実というイメージカラーとGlobe(地球)もイメージする”Blue”と先見、未来像、夢を意味する自分の好きな言葉の”Vision”を組み合わせた”Bluevision”(地球、グローバルな視点で未来を先見する)という意味です。
Bluevisionのサイトも構築してコンテンツも徐々にBlogとして更新していきますので、引き続き宜しくお願い致します。

メールでご紹介している情報に関してのトラブル等について当方では一切責任を負いかねます。ご自身の責任でご判断下さい。

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)