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コロナ禍におけるグローバルプロジェクトの進め方

コロナ禍におけるグローバルプロジェクトの進め方

まだまだ終息しないコロナ禍の状況で日本から海外のITプロジェクトの進め方について大変苦労していることだと思います。

3月3週目から実質ニューヨークにおいてCOVID-19でロックダウンしてから早半年が経ちましたが、アメリカでは多くのITプロジェクトが停止や延期になり、今までオンサイトで行っていたITプロジェクトもコンサルタントが出張ができず、完全リモートなプロジェクトになってしまいました。

私自身も7月、8月とニューヨークから海外のプロジェクトを推進・管理しており、9月に日本に拠点を移してからも継続して海外のプロジェクトを管理していますので、今回はコロナ禍において日本からグローバルプロジェクトをどう進めるかのポイントについてお話します。

1.完全リモートでプロジェクトを推進することを前提に考える

今までであれば、日本のプロジェクトメンバーが定期的に海外出張を行い、現地の担当者や導入ベンダーとも実際に膝を付け合わせて対面でコミュニケーションしたり、現場感を大事にプロジェクトを進めていました。ただまだ日本国内や海外でワクチン開発や治療方法が確立されていない状況においてまだまだ国際的な移動の制限解除の見通しがついていないため、今までのやり方を全面的に変えるしかありません。
特にプロジェクトの場所によってはまだ感染拡大している国や地域もあるので、現地の担当者や導入ベンダー、コンサルタントも移動制限があるため、完全リモートでのプロジェクト推進を前提に進めることが重要です。

2. プロジェクトリスクを回避するために余裕を持ってスケジュール化する

不確実性が高い海外のプロジェクト管理を行ったことがある経験者であれば、理解できると思いますが、例えプロジェクトスケジュールが短く、予算が決まっているプロジェクトでれば尚更、コロナ禍におけるグローバルプロジェクトであればスケジュール、スコープ、予算的にバッファを持っておくことは非常に大切です。
特に完全リモートになるグローバルプロジェクトでは、プロジェクトメンバー間の多言語によるコミュニケーション工数は必然と高くなりますし、そこから生まれるお互いの齟齬によりプロジェクトリスクの発生も高まると感じています。
ERPのグローバル展開のように確立されたプロジェクトアプローチがまだない場合やDigital Transformation(DX)のような新しい業務領域は細心の注意が必要です。

3.グローバル経験豊富なコンサルタントの参画が必要

これまでのグローバルプロジェクトのやり方が通用しないのは、プロジェクトを計画・実施するクライアント側、導入を支援するコンサルタント側も同様です。
言わずもがなプロジェクト成功のキーはグローバルプロジェクトの経験豊富な社内リソース、外部コンサルタントです。それは英語でのコミュニケーションだけに限らず、多言語・異文化でのプロジェクト経験は、こういう危機の時こそ迅速性と柔軟性を持って対応できると考えています。
今こそ海外のプロジェクトメンバーとOne Teamになってグローバルプロジェクトを迅速に、成功に確実に進めることができるリーダーの参画が必要になります。

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